1/43 Super耐久2015 OKABEJIDOSHA motorsport 15号車
岡部・動・DIXCELチームテツヤZ34 ST-3 チャンピオン

今回ご依頼頂いたのは、デミオ続いてSuper耐久のマシンでした。
ST-3の2015チャンピオンマシンなのですが、かなり複雑な改造を必要としました。
特に前後のバンパーの改造は中々のもの。そうですね・・・谷田川さんのD車を作ったときより難しいでしょうか。
というのも、基本的にダイキャストボディの加工になるので、レジンボディの様にはいかないからです。
しかしながら、お受けすることにしました。
まず、フロントバンパーのノーズ延長については重要部位の切削加工を必要としないこと。
リアバンパーも改造する案が閃いた事がキーです。
そして何より、作成しないと技術も上がらないこと(笑
難しいマシンをミニカーにした時、どれだけ喜んでいただけるか。
はてさて、それではボディの怒涛の改造から(^o^

まずリアバンパー加工から

ボディはまず下地を作って改造しやすい環境にします。
リアバンパーの両サイドにはダクトが存在しますので、まずその再現を行います。
ですが、そもそも形状が違うので、その下地形状を生成しないとならないんです。
改造開始
まずバンパーをグラマスに改造しましょう。
ダイナミックに改造します
リアバンパーの下部延長も踏まえて作業しますが、まずは基本形状を再現します。
エポキシパテとプラ板を盛り、曲げ、硬化させます。

外作業(笑)ダイキャストの切削

フロントバンパーの改造の為には、どうしてもダイキャストの切削が必要でした。
(や、正確には出来なくは無いんだけど)
フロントバンパー切削
まずフロントグリルを全部削り落としちゃいました。
内側から、プラ板で内部を再現すると、パテ切削よりはるかに直線的で綺麗です。
リアバンパー切削
リアバンパーもパテ盛内側をちと切削。
残念だったのは、ボンネットの穴あけ加工が出来なかったこと。
切削すると、車体がビス留めできなくなっちゃうので諦めました。
ボンネットダクトはプラ板で再現することに。
ちょっと実車と雰囲気変わっちゃいますが(^-^;
どなたかモデラーの方がおっしゃっていました。1/43はいかにデフォルメをうまくやるか。だそうです。

リアバンパーのダクト

リアバンパーのダクト再現に行きます。
ここもプラ板をうまく使って再現します。
切削より直線的な再現が楽に行えます。
リアバンパー形状
ダクト部位と、上下のプラ板3枚で再現し、パテで余分なミゾを消します。
まぁ、ひたすらプラ板貼って、盛ったパテを削ると(笑

全体的に仕上げに向けて

ココからはひたすら格闘です。 あまりサフると下地が厚すぎるので、ある程度(数回)に留めるために神経も使います。
一時サフ
そして、フロントバンパー改造時の写真忘れました(^-^;;;; ラジエータダクト内側からプラ板を曲げて貼り込み、エポキシパテで延長したんです。
フロントバンパー改造中
ダクト内部は無加工で綺麗です。
リップも厚手のプラ板削りだしで、ペタっと貼り付けるだけにしました。
勿論一体感がないとダメなので、パテ加工で繋げるんですが。
内側
内側については、シャシそのものが綺麗にはまるように切削しておく必要があります。
ラジエータについては、後日作成します。
ラジエータダクト内の加工ですが、まずプラ板で仕切ります。
ダクト内仕切り
このままでは実車と違うんです。
恐らく下部の左右ダクトはブレーキ冷却導風だと思うのですが、入り口が円形なんです。
ダクト形状完成
このように。
内部はUVジェルを針で塗って硬化させて作成しています。

では塗装!
塗装完了
って、イキナリパールまで。白塗装の上からパールを吹いています。
マスキングするとパールは剥がれる弱さがあるので、クリアーも吹いてしまいます。

ツートン塗りわけ

さて、いよいよツートンに塗りわけ作業です。
実はミニカーの寸が、実車と違うアレンジが入っているので、ミニカーボディに合わせて私もアレンジせざる終えません。
マスキング
このマスキングで、車両のイメージが決まっちゃうところもありますから、じっくりツートン分けしてみます。
ドアノブをキーにしてドアのツートン分けしなければならないところ、かつ前後フェンダーの塗りわけをセンスよく・・・
そう、実は実車では、前後フェンダーとドアが単純に直線的になっているんです。
まずは綺麗に塗りわけ
結果、このように。
ヘッドライト部位へのストライプの入り込みもきちんと考えないといけませんね。
ストライプの追加
ストライプを追加して、本格的にボディワークを完了させます。
ストライプについては、ハセガワのカッティングを使用しています。
勿論この貼り付けも曲げながら、伸びないように器用に貼っていきます。これは中々目が痛くなるトコです(笑

部品準備

一番ビッグなパーツ準備です。
まずはGTウィング。
GTウィング
実は、デカール設計時に、そのまま図面を引きました。
コチラは下地塗装と黒塗装を終えたら、UVジェルでフィンを滑らかにします。

次にホイール&タイヤ。 ローター内臓
某車両から外してきましたが、タイヤのロゴ等は全部消しました。
ブレーキも良く見えますし、出来上がりで映えそうです。

デカールの施工

と、ちょいと写真撮ったはずなのに見当たらず(^-^;
いつもならfacebookに毎日アップしてるので見失わないんですが・・・
マズですね、白やシルバーの下地デカールをサクサク貼り付けて行きます。
下地デカール
下地の段階でクリアーを吹きます。カラーのデカール貼り付け時にスムーズに馴染む様にします。
カラーデカール
カラーのデカールを貼り付けると、そのマシンの全貌が明らかになりましたね。
またクリアー吹き付けですが、何度か発生します。

組み立て開始

部品を用意したりもしていまして、仮組み可能な状態です。
マズはGTウィングの取付けを正確に行わなければなりません。
GTウィング取付け準備
ウィング下部には、実は既に正確な寸法を測ってブラケット接続部位は用意してあるんです。
車体側のブラケットを作らなきゃ。

タイヤの取付け角も出さなければなりません。
タイヤ固定中
暫くこのままガマンしていただきます(笑
キャリパーの向きも実車同様にします。
ちょっとミニカー本体の重みがあったほうがいいんです。
一休みしたらこの状態でタイヤも固定になりますから、丁度いい休憩です。
内装
室内もはめ込んで見ます。色々な部品ストックからパーツをチョイスして載せます。
リアウィンドウはスモークがかなり透過しているので、ロールバーが見えるようにしてみます。
このミニカー本体は、室内を取り外してみるとドア内装が外れていました。
よって、いっそのこと内装は接着して固定しておきます。
ここまでできればいよいよ最終組み立てです。

最終組み立て

まずはボディとシャシをネジ止めしちゃいます。
合体
台座はご依頼主様との打ち合わせの上完成。
台座への組み付け
しっかりネジ留めします。
細かい部品を付ける前に、ボディを少々磨きます。
その後、GTウィングを固定しました。
GTウィングもトドメは裏からUVジェルで密着です(^o^
ドアミラー
ドアミラーも接着。これは小さい、細かい・・・全然見えませんでした(笑 老眼鏡で見てみると鮮明でした。
あ、このドアミラーのデカールは一応作ってはありましたが、仕入れてみたら同じロゴつきでしたのでそのまま採用です。
ケースに収めます
いよいよ完成ですね。あ、ボンネットダクトはスミ入れしました。
では、写真撮影しておきます(^_^)v

Super耐久2015 OKABEJIDOSHA motorsport 15号車
岡部・動・DIXCELチームテツヤZ34 ST-3 チャンピオン 完成品アルバム

台座に仕様プレートを貼り付けてコーティング作業します。
完成品
こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。
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