1/43 Richard & Sara Mason Motorsport WRX-STI DAYBREAKERRALLY #1

Richard & Sara Mason Motorsport様の WRX-STI DAYBREAKERRALLY 仕様を作る。

とってもありがたいことに、再びニュージーランドからのご依頼。いつもありがとうございます。
今回はリチャード・メイソンさん、サラ・メイソンさんご夫妻が駆るWRX-STIです。
詳しく車体そのものを取材したわけではないのですが、R4キットも組まれているようです。
ただ、今回はボディ加工を要します。
ボンネットは通常のR4キットではなく、大型のダクトがついたカーボンボンネット。
リアウィングについては、なんとプロドライブ製になっています。このリアウィングは、私も実物は一度しか見たことがないです。
形状についてはいくつかのサイトから写真を頂いて立体化します。
デカールデータについては、サラさんから少々頂き、あとはニュージーランドのサイトをうろうろしたりして探し、見当たらないものは作成します。
(解像度が低いデータしか見つからなかったロゴについても作成します)
Richard & Sara Mason Motorsportさんのサイトは「こちら
色々写真も載っていますのでお楽しみください。
ではボディ加工を一通りこなします。


ボンネットを加工する

私が取材した写真がないため、詳しくはこちらをご覧頂きたいのですが、ボンネットが通常のものとは違います。
こちらのカーボンボンネットの再現方法について色々考慮しましたが、やはりボンネット上に薄くダクトを整形するしかないな、と。
ダクト形状を再現中
そこで、まず0.1mmのプラ板でダクト形状を表現。見た目は4段ですが、3枚のプラ板を正確に切り出して、段差をつけて接着していきます。
その後、1mmのプラ板を棒状に切り出し、ペーパーをかけたところでダクトの周りに貼り付けます。
プラ棒ではなくプラ板をつかった理由は、プラ棒のほうが固いため。
プラ板のほうが局面に強く、かつ加工が容易です。
サフを吹いて形状を確認します。
成型方法は、ダクトとなる部位の周りに光硬化ジェルを馴染ませ隙間を補てん。その上ボンネットとの形状段差を丸く円滑にし、上からペーパーでボンネット形状になじませます。
パテを使うより即効性があり、形状も固定しやすいです。
クリアーパーツ作成用ですが、流動性も考慮してこのように応用して使っております。オススメ。
一度サフを吹いたら、再びペーパーでなじませ、再度サフ。


プロドライブ製リアウィングの立体化

2段タイプのリアウィングであり、上段についてはスプリッターが付いている形状。
色々考えた結果、まずボディにウィング両サイドを再現し、上段と下段のウィングを間に挟み込むことに。
先に土台を作成
一時的に土台を本体に接着(ボディ内側にステーが貼りつくイメージ)
なんとはなくここからが勝負。
下段のウィング
あとはGTウィングを作成する要領だ!
とおもっていたのは甘く、湾曲させつつリアウィンドウに合わせた局面、そして形状安定。
これが中々難しく。
幸いだったのは、ウィングの付け根については、同じく光硬化ジェルを使用できる点。
これは色々なパーツを編み出すときに、パテを無理にいれて狭い部位でペーパーなどという作業を省けるので本当に助かった。
もうそろそろ、仕入れておこう・・・なくなりそう。
上段のウィング
下段よりなぜか上段のほうが時間がかかる。
単に集中力の問題な気がしますが・・・一度切り出したウィングを破棄して作り直してようやくぴったり。
同じく光硬化ジェルでビシっと形状安定。
一度休憩したところで(笑)、スプリッターを配置します。
ウィング完成
この様になりました。
勿論スプリッターもジェル。もう頼りっきりです(笑
この後、ボディから切り離して仕上げに入ります。


ボディの塗装

今回はカーボンボンネットをガンメタリック、ボディそのものはイエローの塗装。リアハッチは黒になります。
残りはデカールやカッティングシートで再現します。
先に白下地
まず、先に白いボディにします。
黄色は下地の色に影響されるため、白の上から黄色を塗ったほうが勿論きれいです。
よって2度塗りします。(赤等も同じく白い下地にしています)
黄色塗装
次に黄色の塗装を行います。
下地が白なのでかなり鮮やかな黄色になります。

カーボンボンネットとリアハッチについては、マスキング後にこのように塗装します。
あとはデカールの印字と貼り付けですね。


デカール施工

今回のデカールは、ボディストライプの設計が少々難アリ。
ストライプの下段をテールランプに接続。
その構造は、実は実車とミニカーの違うを露呈してしまう流れに(^-^;
下段を僅かに湾曲させると実車と遜色がなくなると思いきや、凄く湾曲してしまうので、デザイン性で処理しました。
湾曲無しの直線的なデザインですが、デザインしなおしてキメ。
まだ下地段階
下地にする部分は、今回はボンネットのBNT、ドアのゼッケン左右等。
どちらも2枚重ねにして下地の浸食を防ぎます。
完成。フロントから
デカールの貼り付け完了!
この段階でデカールの割れがあったりする場合は、タッチアップしてしまいます。
今回はこのままクリアー塗装を一度かけます。その後、ダクトやモール、テールランプの処理を行います。
同じくリアから
リアまでのストライプの流れはバッチリだとおもいます。
ボディ本体は、純正のリアウィング部分をあとから黒く。
同じくサイドステップも黒くしますが、塗装ではなくカッティングシートを用います。


細かい部品を用意します

ガラスやリアウィングもデカールを貼り付けます。
同じくリアから
フロントウィンドウは日よけを大きめに変更する必要がありました。
既定のデカールを貼り付けるためにギリギリサイズでカッティングシートを貼り付け。
実は今回、ホイールの加工はありませんが、右ハンドルのモデルから移植してきます。
そして、そちらの右ハンドルモデルは別のホイールをつけることによって、違うラリーカーへと生まれ変わります。
そう、今回のこちらのGRBは左ハンドルでR4ですから。


レッツ組み立て!

全てのパーツが揃った!と思いきや、ドアミラーの事を忘れていましたが、サクサクっと作成。
元々のドアミラーの台座に、カットしたミラーを接着して成型です。意外と高速で作れます。
リヤウィング
リアウィングを貼り付けてからリアウィンドウのはめ込み。
リアウィングは内側から接着する仕組み。ウィング作成時に接着部分も作っておきます。
ホイールの換装
実はこのホイール、日本国内のGRBミニカーの標準のもの。
ミニカーのベースは新井さんのR4なんですが、ホイールがターマックなので、こちらのグラベルに変更します。
なお、色もこのまま。
台座に組み付け
日本国内では、地方戦ではこういったボンネットに換装したラリーカーは見ることができますが・・・
それにしても排気ダクトが迫力満点。
マシンはこうでなくちゃ(笑
作るのは難易度あがるんですけどね(^-^;
なお、量産性がありませんので、完全1点物のミニカーとなりました。
特にリアウィングはもう感性でつくりました。一部ミニカー用にディティールを排除してある部位もあります。


Richard & Sara Mason Motorsport WRX-STI DAYBREAKERRALLY 仕様 完成品アルバム

完成品

組み立てが完了。アルバム写真撮影しました。


こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

Google+ Richard & Sara Mason Motorsport WRX-STI DAYBREAKERRALLY 仕様 完成品アルバム




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