1/24 SYMS DL TEIN WRX STI(VAB) 2017ラリー洞爺 WINNER 鎌田卓麻さん&市野諮さん

1/24 SYMS DL TEIN WRX STI(VAB) 2017ラリー洞爺 WINNER 鎌田卓麻さん&市野諮さん組

以前、1/18スケールで作成したタクマ号。
同じご依頼主様から、2017のラリー洞爺総合優勝モデルを作成というオーダーです。
1/18の前回使用したボディーは数も少なく、現在はヤフオク等で高価になっているため、安定供給となった1/24スケールレジンキット(モデラーズ)をベースにすることになりました。
実は1/24のこのレジンキット、ボクのミニカーお師匠さんの作品なのです。いっそ高価なVABモデルについては1/24スケールで行くのも良いかな、と。
室内といいますか、ロールケージの作成については前回の1/18に似た作業になります。
通常のプラモデルキットですと、フロアにロールケージを接着するわけでなく、内部に張り巡らせる流れです。
そして前回より効率的です。
室内の細かいパーツについては、同様に一生懸命作成いたします。

作成に当たり、データ作成ご指示を頂いたヨダさん、ベースモデルを作成販売していただいたイシダさん、取材させてくださったアキバさん、
そして何より鎌田さんと市野さんに感謝いたしますm(_ _)m


レジンキットですので、より気合の入った洗浄から

レジンキットは、その性格上実は結構剥離剤が付いているんです。
今回のキットは出荷前に洗浄されてはいるのですが、それでも徹底洗浄しなさいという指示です。
超音波洗浄機
細かい部品については、折ってしまったりするのはイヤですので、超音波洗浄機に中性洗剤を投入して洗浄します。
待っているだけな上、破損の心配が無いというラクチンぷり。
ガンプラも今後こうしよう、そうしよう。
ボディとシャーシはブラシ洗浄
ボディーは大きくて超音波洗浄機に入りません。1/43であれば問題ないのですが・・・
とりあえず、まぁ洗浄用に使用している歯ブラシでゴシゴシと・・・
中性洗剤で磨きます。
白塗装
きちんと洗浄できていれば、塗料は綺麗にのります。
あ、勿論サフから処理しています。


速めにフルバケを作っておきます

ボディの乾燥を待っている間、フルバケを作っておきます。
ベースは1/24の別キットのフルバケから転用です。
骨追加
1/18でも同じ作業でしたが、まずは拡張部分に真鍮線を。骨になります。
パテ盛り
エポキシパテをグリグリと。
乾燥も速くて自由な形にできるので、作業が捗ると思います。
研磨中
もう超スピードで作業中。
ちゃっちゃとペーパーかけて整形したいところですが
一度に綺麗な表面になるわけもなく、なんどかパテを盛っては削る、という作業に。
想像以上に地味な作業になります(時間もかかります)
因みに、1脚つくって複製します。
複製
シリコンを注入して、型をつくりますね(笑


ボディの塗り分け

今回のタクマ号は、中々の難しさでありますが
依田さんのご助力でパターン解析。
モデル化するには塗り分けと貼り付けを巧く組み合わせる必要がありますが、そのポイントを見出しました。
マスキング
実はデカールは既に出来ていますが、天井の塗り分けポイント等はデカールのテスト印字によって見出しています。
黄色の塗り分け
綺麗な黄色になったかな?
リアデフューザー
あと、リアバンパー下部の塗り分けも行っておきます。


デカール貼り付け開始

今回のデカール貼り付けは、かなり難しくなります。
貼ってはクリアー塗装、研ぎ出し。その工程を何度も繰り返します。
まず1回目のデカール施工。
一回目のデカール開始
黄色いボディ部は、白の下地デカールが必要なんです。
白と黄色・・・よく見えません(^-^;
分割して上側だけ。
デカールの貼り付けサイズも、用紙の大きさもありますが、作業性を優先させて分割作成しました。
まずはヨコのデカールも、上半分、というように。
リア周り
普通に貼り付けできたのは、リアだけでした(^-^;
もう位置あわせから、デカールのカットや軟化でかなり時間をとられ・・・ボディ片側に3~40分格闘しているという状況。
1/18の時より難しいのです(笑

そして、クリアー塗装と研ぎ出しをしつつ、デカールの続きの貼り付け作業。
残りのデカール施工
ボディ下半分だけでなく、ボンネットやフェンダーについても貼り付け作業を行います。
本当にロゴが多い
サイドステップはもう気が狂いそうなくらいでした(^-^;
自作デカールは固めなので、カルトグラフのような失敗はしない、というのが利点ではありますが
やはり固めなので、段差が大きい部位は中々ボディに馴染まないのです。


研ぎ出しの嵐

表面を均一に慣らして行く、研ぎ出しの作業が大詰めです。
その工程で、デカールのシワになった部分等はペーパーで色が剥がれます。
研ぎ出し中
しかし、タッチアップ筆塗装をおこない、更にクリアーを吹き付けて綺麗に変貌します。
殆どドライブラシ的にタッチアップします。

研ぎ出し完了
として、いよいよ次にクリアーを吹いて完了か、という状態に。
通常の塗装面と、デカール面では、実はクリアーの載りも微妙に違うので、チトクリアーは多めです。

クリアー完了
タッチアップ部位も綺麗になりました。
これでクリアー塗装はほぼ完了でしょうか。
結局このボディーを完成させるのにかなり時間を費やしてしまいました。
ケツに火が付きそうですね(^-^;

でも、作業の甲斐あって、表面がツルツルヌメヌメピカピカです(笑


室内に着手

全く作業していなかったわけではないのですが、本格的に室内の作成です。

ダッシュボード
ダッシュボードにラリコンは作成済でしたが、細かいフードは付けていませんでしたので、プラ板を貼り付けて作成。

フロア
フロアは一枚板で出来ています。
まずは両面とも綺麗に白塗装しますが、マフラーは筆塗りになります。

センターコンソール塗装
センターコンソールの塗装を行います。
実際問題、細かく塗り分けしておかないと、部品の接着とかできなくなっちゃいますからね(^-^;

載せて見ます
ダッシュも黒塗装しました。ちょっと載せて見ます。
実は一般的なプラモデルはこのまま接着、という流れになりますが
レジンキットはダッシュはボディ側に接着することになります。

細かく筆いれ
室内もデカールを色々はりますが、まずはデカールで再現されない部位の筆塗装。
とはいえ、マスキングして塗った方が、最終的に綺麗で捗ります。

コクピットらしくなってきました
加工して接着する予定のパーツも仮り合わせしていきます。
どんどんラリー車っぽくしていかないとなりません。
細かい部品をつくっていかないと。


ロールケージ作成

さてさて、絶対逃れられない(笑)ロールケージの作成です。

かり合せ
まず、ボディとシャシを組み合わせて、改めてフロアまでの距離を見ます。
外見からのバー位置確認もします。

裏側から作ります
今回は、フロアに接着することが出来ないキットですので
天井に接着する仕様で作ります。
まず、ピラーからセンターまで1ブロックで作っちゃいます。
ここまでつくっちゃったら、合わせ目をパテで埋めてスムーズにし、塗装しちゃうんです。

素の状態
こちらが素の状態です。
これからスキマ埋めをしたり、パテ埋め切削をしますが、真ん中のクロスバーも作っちゃわないと。

クロスバー入れ
ここはもうボディから一度外しての作業ですから、サクサク進みます。
集中あるのみ。

ですが、

捨てサフ
老眼でよく見えないので(笑)、捨てサフを吹いて削る場所を見出したりします。
凄く作業が捗りますよ。


こまごま中間作業

ココまで来ると、最後の組み立ても想定して細かい作業も沢山発生します(^-^;
ダッシュボード確認
もういつでもダッシュボードはボディ側に接着してもよいようにしておかないと。
まずはサイドブレーキや補記類を作っちゃわないと。
ステアリングも準備しておかないとね(^-^;

ヘッドライト周辺の処理
ヘッドライト周辺もタッチアップして準備しておきます。
ヘッドライト内部も組み込み。


一度真っ白になったロールケージを塗り分け作業。
フロントのグリルメッシュも塗装。

フロントグリル
フロントグリルの接着です。
中身は艶消し黒で塗装しました。

フロア仕上げ
もうシフトノブ塗っちゃいましょうか。
をっと、しまった。ハンドブレーキ作り忘れ。
しかしこのあとちゃんと作成しました。写真忘れ・・・・w

ロールバーのデカール
ロールバーのデカールも貼ります。
この本体は、Okuyamaデカールがピラー側に付きます。
実はsymsデカールも貼ります。


ロールケージ組み込み

作業が遅れていますので、ちょっと早足です。
しかし焦りすぎても良い結果は出ませんので、ちゃんとバランスをとったり正確な場所に部品を接着できるような細かい部品を作ったりします。
メインのロールケージは、既にボディ裏側から接着しました。
同時に室内の内張り、ダッシュボードも接着です。

当て板
なんのことはないL字パーツですが、実はロールケージの接着位置だったりします。

バー溶接位置
こんな風に。見えるところですから、ただのL字ステーでもちゃんと角を落として綺麗に作ります。
フロント(クルーの足元)にも、同じように接着しています。
下からフロアをはめ込んでも、干渉しないようになっています。当て板(笑

組み込み完了
さ、バーを追加して作業を終わらせます。
これでもう立派なジャングルジム室内に変貌しましたよ。


タイヤとホイール

今回は、グラベルモデルですので、前回のターマックモデルと違いホイールとタイヤを手に入れることが困難。
しかし、手持ちの1セットを放出することに。暫くグラベルホイールストックありません(^-^;
これは本当に何とかならんのかナァという感じ(^-^;

グラベルホイール
さ、今回のホイールは黄色です。
タイヤも一緒にちゃんとグラベル。
とあるキット付属のものなのですが
ヤフオクに出てこないですね・・・出てきてね(ぉ

ブレーキ
ブレーキは、キットの物をそのまま使用可能です。
そして、ちゃんとローター部分はエッチングパーツでピカピカです。
雰囲気良いですよ♪
キャリパーは後でスミ入れします。

仮組み
シャフトを通して、仮組みしました。
ちゃんとグラベルラリー車!ですね(笑
マッドフラップの準備が必要ですね。


フルバケにシートベルトを

中々の集中力を要する、シートベルト組み込み。
ああ、集中集中・・・・

サテンリボンを使います
シートベルト本体は、実はサテンリボンを使用します。
たわみ等もリアルに表現できます。

TAKATA化
ベルト表面、ロゴシールを春場所は特に、瞬着をしみこませておきます。
シールの接着をするため。
仕上げはエナメルのフラットブラック。

では、乾燥したら車体に組み込みます。
結構難しいのです、車体への組み込みは。
というのも、ベルトの接着をバーに行うためです。
シートそのものは、初期段階ではどこにも接着できないのです。

室内組み込み
ボディのロールケージにぶら下がるような感じでシートをつけたら、シート下部にエポキシパテを盛ります。
フロアにくっつけるためです。
フロアをボディしたからネジ留めするときに、スキマからシート位置を調整し、フタをします。
あとは、フロアをネジ留めした後に、窓から指をいれて微調整。

室内をのぞいてみる
シート取りつけ位置の乾燥後、中をのぞいてみました。
うーん、ホンモノっぽい。
色々作りこんだ部位は良く見えませんが(笑


最後の細かい部品たち

遂にボディはシャシと合体しましたが、まだまだ部品作成は続きます。

ガラスパーツ
ガラスです(笑
後ろ半分はデカール貼り付けが必要です。
これも少々研ぎ出しします。しつこくは行いませんが。
デカールが剥がれてしまわないようにクリアー塗装しますので。

ルーフベンチレーター
ルーフベンチレーターは、プラ板を曲げて形を合わせたら、更に上から板をはり、切削です。
只管削りです(笑

意外とてこずるテールランプです(^-^;
テールランプマスキング
テールランプに、塗り分けする部位のケガキはないんです。レジンキットゆえ。
こういった部位は幾つかありますが、レジンキットって上級者向けなので自分でなんとかできないとダメです。
今回は、車体に合わせたところで、マスキングテープで塗らない部位を確定。
裏からひたすらクリアーレッドを筆で載せていきます。
勿論ムラが出ないように塗ります。

GTウィング
今回のGTウィングは、ちゃんと発売されている同じ形状のもの。
しかもデカールまで付いてくるんですよ。
ここはとっても助かりましたね(^-^;
ツルピカになるまでクリアーします。


窓~窓枠接着

いよいよ難しい窓枠接着。
そう、苦手なんですよ(笑
まずガラスを入れます
まず、ガラスとなるフィルムの接着です。
パーティングラインにきちんと接着されるように、押さえておく必要があります。
ただし、押さえすぎるのもダメ
防振スポンジを細く切ったりして、押さえを作ります。
(モデルを作る上での再利用資材です)
ガラスは完了
ガラス自体の接着は完了。
クリアーボンドでしっかりくっついています。
更に上から、窓枠の接着を行うんです。こちらのほうが慎重にならざるおえないのです。

窓枠のエッチングパーツ貼り付け
接着剤がはみ出ないように、上から貼り付けるんです。
あわわ・・・慎重に・・・で、また押さえますね。
エッチングパーツなので、あまる変形してもかっこ悪いので
バランスも大事なんです。

一安心
巧く接着できて一安心です。
まだまだ、フロントガラスについてはフィルムが貼り付けられたまま。
最後に完成するときに、剥がします。
(キズ防止w)


マッドフラップ等々をつけて・・・

いよいよ仕上げ段階です。
既にカーボン化してあったルーフベンチレーターを接着したり、

マッドフラップ
マッドフラップを接着します。
実車のEVAみたいでしょ?
高さをあわせるために、今回は1円玉2枚が丁度良かったです。

その他、ワイパーやドアミラーを接着して乾燥させ・・・・
いよいよ完成です(ほっ


SYMS DL TEIN WRX STI(VAB) 2017ラリー洞爺 WINNER 鎌田卓麻さん&市野諮さん 完成品アルバム

本体を磨いて完成です。ケースは御依頼主の御希望で、前回同様ミラーケースに(^-^

完成品

それでは、完成品アルバムをごらんくださいませ。

Google+ SYMS DL TEIN WRX STI(VAB) 2017ラリー洞爺 WINNER 鎌田卓麻さん&市野諮さん 完成品アルバム



イマジンズでは、WRC等ラリーカーのミニカーも販売中

ImaginS(イマジンズ)では、ラリーカーのミニカー販売も行っています。
主にご紹介しているのはミニカーですが・・・色んなワードで様々なホビーが買えたりします(笑
勿論F1ミニカーも、1/24プラモデルやガンプラ等もOK!

検索機能は↓をクリック!
提携サイト「カーパーツだ!」から購入できます

また、ImaginSサイト各ページでは、1/43のラリーカー販売情報をご紹介しています。

イマジンズのリンク