CJRTサトリアネオ ラリー北海道2011 原型編

CJRTサトリアネオ ラリー北海道2011 原型編

ミニカーをゼロから作る。そんな目標を掲げて色々サイトを徘徊(笑
ベースになる車両がある場合、バラバラにして再塗装。そしてデカールを貼り付けることによってオリジナルのラリーカーは確かに作成できます。
が、ベース車両が無い場合は頓挫してしまいます・・・が、以外にもトミカでは存在していたり、そして区分は私もよくわかっていないのですが、「デスクトップモデル」なるプラモデルのレジンキットも販売されていたり。
そのデスクトップモデルなるもの、内装が細かく作られているモデルではなく、ボディもガラスも全て一体整形の作成が容易なもので、ストラトスや037ラリーが販売されているのを見つけました。
そのモデル達は1/24スケールですが、いきなりそのサイズで作成するのも難しいため、1/43と決めていたのですが・・・更に外装のみでサクサク作れるようになると、敷居が下がります。

さて、それではどの車両を作ろうか?となったわけです。
そこで、そう。今年(2011)から新しくチームが結成され、素体が存在していない「サトリアネオ」を選択。
形状的に簡単そうに見えても実は複雑。そしてS2000へのコンバージョンもできるベース車両です。
何より「クスコジュニアラリーチーム」。クスコのチームであることも選択の一因。さまざまな仕様のミニカーが作れそうだと妄想広がるプロジェクトになりました!

「型」を作成する

実は外装は、ラリー北海道2011の車検で取材を済ませてありましたので、2種類のCJRTサトリアネオのグラフィックデーターは作成可能な状態でした。
グラフィックであれば、まぁ本体を作るよりはスピーディー。問題はやはり本体。
散々作り方を調べた結果、とりあえず前に習え。一通り作り上げてみないと、作成工程にオリジナリティを持たせられないのはどの仕事も同じ。

原型は、「ケミカルウッド」という合成木材を削りだして作成することになりました。
このケミカルウッドって、さまざまな製品の原型を作るのに最適な固さと切削しやすさが入り混じった、なかなか面白い材料で、そんなに高価ではありませんでした。
まずCJRTのサイトから、サトリアネオの3面図をゲット。正確に1/43スケールに印字しなおして、ケミカルウッドに転写します。
そして削り込んだ原型が↓です!
ケミカルウッドからの削り出し
このケミカルウッドの原型状態では、車両の重要なライン取り等を再現します。
ドアのふくらみ、フェンダーのライン、そのあたりを大まかに精査してしまいます。
この状態でのイマジネーションが、後からの工程にかなり影響を及ぼすことにあまり気が付いていませんでした(^-^;

「型」を複製する

出来上がったケミカルウッドの木型は、一度サフェーサーを吹いて研磨し、木目を消します。
そして、シリコンゴムで複製し、レジンの型とすることでディティールの作りこみをするわけです。
では、まずは複製w
ケミカルウッドの木型を複製
右が木型。左が複製が終わったレジン型です。
これから、このレジン型に、猛烈にがんばって頂きます(^-^;

タイヤ位置を決めて、フェンダーの整形

ミニカーですので、一番初めにタイヤ位置を決めてしまいます。なお、組み込むタイヤのサイズもよく考えます。 これも後々の教訓になりますが(笑)、やはりフェンダーは少々大きめに取ります。 重要なタイヤ位置の切削
このタイヤ位置も3面図から決めています。
ざっくりタイヤハウスがくり貫けたら、次にプラ板から切り出したフェンダーを貼り付けます。 オーバーフェンダー気分で貼り付けて、隙間のパテ埋めを行ったら、実車の写真を見ながらひたすら削ります。 フェンダーの盛りを開始
ちょっと手心を加えて、実はリアのフェンダーが少々大盛りです(笑
真上から見たり、斜めから見たり、とにかく取材したときの雰囲気を気にします。
なんでも、フルスクラッチで車を作るときは、正確な寸法より、以下にデフォルメできるかって聞いた!と友人に言われました。
なるほどなるほど。もうここまでくるとイマジネーションで突き進むしかないですね。

恐れずディティールを作りこんでいく勇気(笑

フェンダー作りも少々ビク付いていましたが、友人の一言でがけから突き落とされた私は生まれ変わりました(嘘
とりあえず、本当にディティールを作りこんでいく部分は、もうノリと集中力です。
各部のディティールを再現中
どのようにケガキを入れていくか色々考えたのですが、透明のプラ板のテンプレートを作成して車体に当て、Pカッターで地道にあせらず。これが一番でした。
左右をなるべく対象に作っていかないとカッコ悪くなるので、たとえば窓のテンプレートを作ったら、左右同時に作業します。
ボンネットはペンでラインを引いた後、彫刻刀の「三角刀」で段差部分にスジを入れ、デザインナイフで仕上げていきました。
やっぱり難航したのはフロントバンパー。もしかしたら、別整形のほうが良いのでしょうね・・・掘り込んだ後の修正が難しかったです。
ちなみに、今回はヘッドライトやテールランプはクリスタルパーツにしたいという願望があったため、部品をはめ込むことができるよう、差込穴とライトのレンズ部分を一体にして設計しました。

細かい部品の追加作業

と、ディティールを作りこんでいて、どうしてもリアの処理が気に入らず、実は少々作り直し。
ほぼサトリアネオっぽくなりましたが、ラリーカーとして作成しているためそれらの装備も作らないといけません。
まず、リアスポイラー。ついてる車両と付いてない車両があるのですが、付いているほうが好みなので一律付いている装備としました。
まぁ、いざとなれば整形物を切削すれば、リアスポイラー無しは作成できるな、と・・・(全然削り落とさない自分が居ましたがw)
あと、やっぱりこれは欲しい、天井のエアスクープ!
これが付いてるだけで萌え萌えなのは自分だけでしょうか・・・これももちろん再現します。
ワイパーが難物・・・
前回のラジエーターダクト作成時の写真のもありますが、このタミヤの速乾エポキシパテが非常にお好み。
硬化後の整形しやすさときたらハンパないです。
エアスクープとリアウィングが出来上がったら、私が車のプラモデルを作るときに一番嫌いな(笑)、ワイパーの設置!
フルスクラッチですから、真鍮線で再現するほかありません。
かつ、できれば複製時にワイパーも一体整形であれば、個人的にストレスが溜まりません(ぉ
なるべく車体に密着するように穴あけ加工して取り付けます・・・

完成品複製の型を作るための仕上げ

いよいよディティールもキマった!とりあえずこれでGO!という状態になりました。
少々見栄えが悪いですが、これから綺麗になります
見栄えが悪いですが、作業用の下地が剥げてしまいますが、綺麗にペーパーをかけていきます。
そして、サフェーサーをかけて研磨。それを数回繰り返します。
サフ研磨が完了

さて、この原型が全ての始まりになります。
これからサトリアネオのラリーカーを色々作れるようになるか、お楽しみに(^^

1/43 CJRTサトリアネオ 製造編 へつづく。

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主にご紹介しているのはミニカーですが・・・色んなワードで様々なホビーが買えたりします(笑
勿論F1ミニカーも、1/24プラモデルやガンプラ等もOK!

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