1/43 ADVANトラストクスコWRX 全日本ダートトライアル2017 Dクラス チャンピオン 谷田川敏幸

1/43 ADVANトラストクスコWRX 全日本ダートトライアル2017 Dクラス チャンピオン 谷田川敏幸

スナガワでの一コマ 17年ぶりに復活したADVANカラー。そして全日本ダートトライアル選手権Dクラスで5連覇の偉業を達成した谷田川さんのWRXです。
前回作成したのはトラストカラー仕様ですが、今回はADVANカラー。
初めてこのカラーになるのを聞いたのは、極寒の凍った湖上だったんですよね(笑
正直かなりビックリしましたが、クチを噤んで発表を待ったんです。
ADVANカラーになったのは、ヨコハマタイヤ100周年というのもあったのですが、
正直谷田川さんもこのプレッシャーはカナリの物でして、しかしながらやはりミスターダートラ。しっかりチャンピオンを決めていただけました。
さて、実際デビューしたときと、2017年の最終的な仕様についてはちょっと違うので、見比べながらデカールを作成しました。
そして今回は、前回のような3Dプリンターを用いた開発ではなく、ダイキャストを鬼のように切削して作成する流れです。
これだけ削りまくったのに、まだまだ切れ味のあるリュータービットに感謝します(笑
(釧路のミヤケ模型さんで紹介頂いたツールです)


ダイナミックに切削開始

谷田川さんのGVB再現で最も難しいのは、フロントバンパーです。
まず晴れた暖かい日(爆)に、外で切削作業を行います。
リューターでくり貫かれたフロントバンパー
切削というかクリぬくというか
ともかくまずは貫通させないといけないんです。
バンパー内部
次に、ボディ側を綺麗にしたところで、フロントバンパー内部を作成します。
内部部品は取り外し可能で、複製して組み込むことにします。
1台だけの作成でしたらこのまま接着してスキマを埋めちゃう所なのですが、複数台のオーダーですので汎用性を持たせます。


フロント部分の改造

いまひとつ、実はボンネットが違うんです。
ダクト位置は同じでも、形状がちがいまして
純正ですと分割ダクト部位は、一体整形になっているので埋めなければなりません。
ボンネットパテ埋め
フロントリップも作成してバランス取っています。

前台数同じ形状になるように削ります。
実は分割プラ板を接着してから削りだしています。
1枚で済む形状でしたら、先にリップのみ作ってもよかったかも。
製法は前回と同じです。


リアバンパーの改造

リアバンパーは、くり貫き作業はせずにデカール再現します。
そのため、後部表面は細かいダイキャスト形状は削り落としています。
リアバンパー
エアロ形状は同じく分割プラ板接着の上削りだし。
左右の形状は先に削りだしていますが、センターは特にバンパーのRに合わせて滑らかに削っています。


サイドステップの改造

サイドステップの改造です。
実はかなりややこしい形状をしているのですが、削りだすのではなく貼り合せる事によって再現可能なのです。
まずボディのサイドステップは下方に延長(厚みを増す)しますが、その際にフロント側の膨れ上がりを再現しちゃいます。
サイドステップのディティール部品作成
次に、上からはりつけるサイドステップディティールパーツを作ります。
この薄いプラ板パーツを貼り付けると、しっかりした形状に出来上がりますよ(^-^
サイドステップ貼り付け
接着すると、こんな感じです。
但し、単純に白く塗装するわけではなく、ADVANのストライプが通りますから、隙間は完全に埋めないといけないですね。
修正中
いよいよボディの完成が見えてきました。
捨てサフから更に研磨修正かけます。


塗装作業(1)まず赤くします

さて、まずサフ状態からスポンジペーパーでツルツルに(笑
この段階では4台作成予定ですから、全部綺麗にします。
4台塗装準備
結構綺麗に。
正直かなり時間掛かってしまいましたが、いよいよADVANカラーになると思うとワクワクしますね。
まずは真っ白に
勿論赤発色の為に下地は白から。
この白塗料は、友人に教えていただいたガイアカラーで行っていますが、物凄い隠蔽率を誇るため、サフが要らない小部品にも凄く有効です。
赤塗装
次に、真っ赤に塗装します。
なぜ赤からかというと、黒ボディから赤ラインを引くには、マスキング後に行う塗装がおおくて
赤ストライプとの段差が高くなってしまいます。
赤の上から黒塗装のほうが、薄い塗装で済みます。


塗装作業(2)マスキングして黒塗装

非常に大変なマスキングを行います(笑
実は私マスキングって苦手なんですが
これはデカール表現できないのでがんばるしかないのです。
毎日マスキングを繰り返して全台数・・・と行きたかったのですが、他のミニカーもあって
今回も自分の分は諦めて、納品する3台に集中いたします(^-^;
実は赤塗装後にエアブラシが壊れてしまって、急遽発注して作業が遅れてしまいました。
マスキング完了
さ、マスキングが完了しました。
軽くクリアーを吹いて、にじみ防止します。
黒塗装
さぁ、只管黒くします!!!
乾ききらないうちに注意しながらマスキング剥がして乾燥乾燥!


デカール施工

ボディは、タッチアップをしながらクリアー塗装してデカール施工準備です。
さて、今回は白いデカールが圧倒的に多いんです。
結構な量
一台に貼り付けるデカール、コレだけあります。
あわてず1日に1台完遂が目標です(^-^;
下地デカール フロント側
遂にADVANカラーにデカールが載り出しました。
デカールは、やはり実車とはちょっと違う調整をかけました。
ADVANカラーのストライプそのものが、実車と全く同じというわけにはいかなかったのですが、ストライプそのものはデカール設計時に先にデジタル化していました。
そのデジタルストライプにあわせてロゴ配置しましたが、かなりバランスよく配置できましたよ。
下地デカール リア側
お気に入りのリアビューです。
GTウィングは先にベースを作り置きしてあったので、ちょっとこの段階では気が楽になりました(笑
クリアー塗装しつつ、細かい部品作成ですね(^-^


フルバケ

先に複製しておいた、残り3つの在庫(笑
在庫のフルバケ
1脚、ちょいと気泡抜けしているのですが、丁度Facebookで知った業で、高速に作れました。
フルバケの補修
光硬化パテを使用して埋めます。
中々固まらなくて使わなくなったパテでしたが、あっという間にガチガチにするライトを教えていただいたんです。
沢山持っていました(爆
速攻硬化させて、直ぐ切削。
なんていう作業性。
大きい部品や広いところには使えないのですが、補修等では物凄い即効性ですね(笑
実物のフルバケも速攻治らないでしょうかねwwww


ホイールの準備

以前は1台の作成でしたので、似たホイールを手に入れて解決を図りましたが
グラベルホイール&タイヤってとっても困るんです。
ホイール準備
いよいよ、大事なミニカーから複製してしまいましたが、これがまた大変です。
ホイールの作成は
絶対精神修行だと思いますw
まぁ、裏からのリューター切削で、ちゃんとTE37になってよかったです。
まず真っ白に塗装しておきますね。


ガラスパーツの準備

ラリー車も、ダートラ車も そしてジムカーナ車も、ガラスパーツへのデカール貼り付けがとっても重要ポイントなんですよ。
これができないと、全然意味がなくなってしまいます。
今回の谷田川さんのGVBは、本当はリアドアはガラスもなく一体整形(亀ちゃん号も同じドアだそうで)になっていまして、ガラスへのデカールではないんですが
まぁフロントとリアはガラスパーツへの処理です。
ミニカーだとこうなっちゃう画
左右のガラスはまず色を変えないといけません。
裏から黒塗装ですと、ただの透過なしガラスになっちゃいますので、表面からカッティングシートで黒くします。
ミニカーパーツですとこういう画になっちゃいます(笑
ガラス完成
白デカールの上から、こまかいカラーデカールを貼り付け・・・
ではなく、まぁ一枚に纏めてあります(笑
テールランプ埋め込み
ちょっと時間があまったので、手をつけられるところは手をつけちゃう。
テールランプはめ込んじゃいます。
テールランプとボディのスキマはUVジェルで硬化させます。
フロント?
ちょっと準備中です(笑


ダッシュボードの作成

ダッシュボードは、前回どう作ったっけ?とおもって調べてみたのですが
まぁちょっと精密化もはかってみます。
ダッシュボードの整形
元々のダッシュボードを切削してプラ板の接着。
削り上げたところで、寸法を測ってシールを作るのです。
実物とは寸が違いますが、代わりがないように表現できると思います。
ダッシュボードのシール
我ながら器用だと思います(笑
ダッシュの塗装を行わないといけませんね。
二色にわけて塗装します。


GTウィングの作成

GTウィングは、以前沢山ベースを作成しておいたので、両サイドをプラ板で作成して接着していく形になります。
GTウィング
GTウィングの塗装は、黒サフの後に黒塗装。
デカール貼り付け
そして、デカールの貼り付け作業になります。
ダッシュボードと共に完成
ダッシュボードも一緒に塗装して、仕上げちゃいます。
GTウィングは、実はちょっと取り付けに悩みます。
普通には付けることは出来ますが、ちとオプションが・・・
細かくて、接着が難しいのですが、なんとか再現したい・・・


フロントグリルの塗装

GVB、GRB系のインプレッサは、ヘッドライトとフロントグリルが一体になったパーツ構成です。
本当は谷田川さんのD車フロントバンパーは、このグリルも一体整形なのですが、バンパー削り落としで作成してもこの問題がでます。
スモーク塗装から
グリルは改造無しで組み立てますので、まずはスモーク塗装から。
スモーク塗装は薄めです。(ムラになりやすいし)
乾燥後にヘッドライト部位のみマスキングして、赤く塗装します。
グリル内部塗装
グリルの内部を塗装すると、やっとグリルな気がしてきます(笑
グリルの接着
早速ボディに接着していきます。
実は部品がユルいので、接着行程を1手早めて作成します。
仕上げ段階でUVジェルでなじませようと思います。
ヘッドライト部位のスモーク化は薄いですが、内部のヘッドライトパーツをつや消し黒にしておきましたので、十分黒く見てます。


タイヤとホイール完成

今回のちょっとした難題の1つ。
複製まではまぁ順調に・・・しかし、どう車体にセットするかは日々考え、まぁとりあえずクリアーです。
では作業の続き♪
まず、ホイール内側と表面は白くします。
白塗装
白塗装の後クリアーしますが、その後は
マーカーで縁取り(^-^;
や、リムは溝があって解るといえばわかるんですが
老眼鏡をかけてもハッキリ見えないことも有り。
枠を書いておくとはみ出る事もないですからね(殆どの場合)
タイヤ塗装
で、修行です。
只管筆塗りです。
ムラなく塗るのがまた修行です・・・w
ローター準備
この段階でスミ入れまでしちゃいます。
そして、ローターの準備。
ここからが器用なタイヤ取り付け作業の始まりですw
(ちょっとこの後からはヒミツ)


ガラスのはめ込みと仮組み

デカール貼付けやクリアー作業をしていたガラスパーツ、はめ込みです。
ガラスはめ込み
段々車らしくなってきましたね。
ちょっと仮組み
ちょいとダッシュを接着した内装を室内にセットして、シャシをネジネジしてみます。
ダッシュのメーター等が中々見やすいですね。
室内は、既にフルバケは出来ていますから、あとはロールケージを作成して組み込みます。
そろそろラストスパートですね!


組み立て開始

長かったですが、遂に組み立て開始です。
今回は、タイヤ&ホイールは完全に接着するながれ。シャフトで固定されるわけではないんです。
そこで、車体を台座に固定してからクリアーボンドで接着。
アライメントを調整しつつ乾燥させます。
ロールケージ作成中に
ロールケージの作成中に、別途タイヤ&ホイール接着。
この状態ですと、4輪とも高さも同じで接着されますね。
乾燥したら、シャシのみひっくり返して更にボンドをスキマに注入して固定しましょうね。

さて、ロールケージを組み込んで組み立てます。
組み立て(1)
遂にその全貌が見えましたね。1/43 プロジェクト谷田川ADVAN ついにその姿が。
焦らず続きです。
細かい部品をはめ込んだりしていきますからね(^-^
組み立て(2)
まずはGTウィング。
真鍮線を細くしました。
おかげで接着に戸惑っています。
しかし、さらに追加でバーを入れたりしますから、この状態で一度乾燥していただかないと。
次回のGTウィングは、真鍮線をハンダ溶接して作ってみようと思っています。
その部品、少々多めに作成しておく必要があります。
どこかで部品大量生産作業を行いますか(^-^;
組み立て(3)
真鍮線をカットして、GTウィングのブラケットに更に骨組みを追加したら、いよいよ仕上げです。
さて、必要箇所にUVジェルで硬化させていきますね。
本体を磨いて完成ですね(^-^

来年は、ADVAN40周年。
また作ろうかな♪
(勿論更に内容進化させます)


1/43 ADVANトラストクスコWRX 全日本ダートトライアル2017 Dクラス チャンピオン 谷田川敏幸 完成品アルバム

完成品

組み付けが完了。ミニカーケースの台座にイベントや仕様のプレートを印刷して貼り付け。完成です。


こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

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