1/43 ADVAN TRUST インプレッサ
全日本ダートトライアル2013 D-Class Champion T.Yatagawa

私がお世話になっているミニカー関連のお仕事をされている方からの作成依頼でスタート。
ドライバーの谷田川さんを感動させたいのでそれなりのクオリティで、というお話でした。
デカール作成については心配していませんでしたが、一番心配なのはGTウィングの作成。
これは完全フルスクラッチ以外にないので・・・かつ、1/43である以上部品のデフォルメは避けられず、かつ本物と同様の支柱を再現しなければなりません。
先にボンネットのダクトを作りつつ手法を練りました。

ボンネットの廃熱ダクトを先に作成

谷田川さんのGDBの特徴はその鷹の目の青さ、新車の頃とは違うカーボンボンネット、そしてGTウィングです。
ボンネットダクトはボディに直接組み付け作成。
先にボンネットにマスキングを行い、エポキシパテを盛り付け加工です。
ひたすら削り続けます・・・
パテ削りだし
大体の形状が決まったら、もう車体に貼り付けてしまい、スキマを埋めます。
塗装しておきます。
もうボディの塗装まで済ませてしまいます。車両本体はデカール貼り付けがいつでもOKです。

心を鬼にしてGTウィングをフルスクラッチ

うまく逝くか気がおもい状態で作業開始。 まずプラ板にプラ棒を貼り付け、裏の補強後に穴あけ作業でブラケットの形状を再現しようと・・・
原型のプラ板積層とブラケット
ウィング本体は単純にプラ板を曲げても形状が少々戻ってしまうため、薄いプラ板を曲がった状態で積層する方法で形状変化を抑えました。
ブラケット完成
ブラケットの裏骨も作ったら、骨以外の部分の角を丸めた三角形でクリヌキ。
これで実車同様の形状で、かつ少々太めですが強度を保って車体にセットできます。
後は高さ調整
ブラケット間も実は実車も補強がはいっていますので、同様に補強としてプラ棒を入れます。
あとは左右高さを微妙に調整していくだけです。

一度バランスチェック

今回は改造点が多いので、一度部品をあわせてバランスを見ます。
この段階でGTウィングも調整して塗装してしまいます。

実はGTウィングもデカールをバリバリ貼りますのでw

ヘッドライトは青です。勿論実車は点灯しません。
本当は青いヘッドランプを覗くとパイピングが見えるんですが・・・

デカールの印字と貼り付け

谷田川さんのGDBは、車体本体は白ですのでデカールが鮮やかにそのまま再現されます。
印字直後のデカール
ボンネットとGTウィングは白文字デカールの貼り付けが必要になります。
サイドビュー。左右でトラストのストライプは違います。
トラストのストライプがドアノブ上を通過します。
あらかじめドアノブにデカール軟化材を塗っておき、貼り付け後になじむように工夫します。
ドアノブは一度クリアーを吹いた後に白色にリペイントします。
リアビュー
リアは、ナンバープレート部のTRUSTまで再現します。
ミニカーのナンバープレートが分厚すぎたので、プラ板にデカールを貼ってからカット、貼り付けという順序で組み付けます。
フロントビュー
フロント部は、ナンバープレート部分はYATAGAWAロゴ。
バンパーのダクトはデカールで再現します。

室内の作成

デカールの定着やクリアー塗装の間に室内を作成します。
室内は通常のインプレッサの物とは違い、完全オリジナルのダッシュボードになっています。
ダッシュボードの形状変更
ミニカーの場合は元々のダッシュボードを切削加工してプラ板を張り付け。
ロールケージの組み付け
ロールケージを張り巡らせて完了。勿論ボディーの合いは確認しながら作成します。

ウィンドウの作成

特にリアウィンドウのスポンサーロゴが多く、ちょっと狭いのですがうまくロゴを入れてみました。
下地の白デカール
ウィンドウも下地の白デカールが必要です。
かつ、ガラスをはめた状態でデカールの位置合わせが必要ですから、この下地のデカールの貼り付け位置で出来が決まります。
カラーデカールを貼り付けてクリア
ガラスはクリアー塗装する場合としない場合がありますが、今回はクリアを吹きました。
ムラなく吹かないとくすみます。

ボディのクリア塗装と組み立て

前後しますが、ボディーのクリア塗装とスミ入れを行い組立作業です。

しつこいようですが、ボディとシャシの合体テストです。
クリアー完了
完全にOKだな、とおもったところで最後のクリアーを吹きます。
クリアーを吹きつつ、GTウィングも別途クリアーで仕上げて、合体します。
サイドビュー
綺麗に完了しました。
フロントビュー
鷹の目までギラギラです。
この最後のクリアーが完成してからいれるスミ入れもありますので、いよいよ組み立てたらそちらの作業を行います。

納品用のケースを作成

今回は特にチャンピオンモデルということで、ケースもスペシャルです。
ケース設計中
別途購入したケースを一度スキャンし、紙ケースに貼り付けるシールを設計します。
紙ケースを装飾することによって専用モデルっぽくします。
収めてみました。
実際納車したモデルは、ケース内部にも装飾が施されています。

1/43 ADVAN TRUST インプレッサ JDC 2013 D-Class Champion T.Yatagawa 完成品アルバム

組み付けが完了。ミニカーケースの台座にイベントや仕様のプレートを印刷して貼り付け。完成です。
完成品
こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。
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