1/43 BSprsFTランサーCMSC 馬場和三郎 全日本ジムカーナ選手権

1/43 BSprsFTランサーCMSC 馬場和三郎 全日本ジムカーナ選手権

ちょっとお休みを頂きましたが、2021年復帰作第一弾は
全日本ジムカーナ選手権を闘った、馬場さんのエボ5です。
実は資料が当時の写真ですし、ロゴを起こすには写真の解像度に問題があったのですが
起こせるだけ起こして、バランスよく配置させていただいて当時の姿を楽しんで頂く事に。
あまりに小さくてわからないロゴは再現されていませんが、再現できるところまではいけたとおもいます。
ミニカー本体も当時の物で、少々レストアしながらの作業になりますが
ピカピカ仕上げにして見せます(^-^)v


ボディを青くします

今回の馬場さんのマシンは、鮮やかな青です。
幾つか色を検討しましたが、素直にインディーブルーからスタートします。
後からクリアーブルーで深みを入れるかは、仕上がりを見て決めようと思います。
まずは下地作りから。

灰サフ
まずは灰色サフでボディの状態をみます。
この段階で凸凹修正かけますが、軽くペーパー入れる程度でよかったです。

白サフ
青の発色を良くする為に白サフを更に吹きます。
明るい青を吹く場合は水色を吹いたりしますが、今回はそこまで明るい色ではないので白サフで。

青塗装
インディーブルーで二回塗装します。
ちょっと乾燥させて発色をみてみましたが、大変マッチしていたので
クリアーブルーを吹くのはやめました。

トランク塗装
更に、トランクの塗り分けを行います。
ここまで塗装したら、少々クリアー塗装と研ぎ出し作業を行います。
今回はデカールを重ねることが多いので、クリアー塗膜も増えますが、エアブラシで吹く薄い塗膜と、缶で吹く厚い塗膜を使い分けます。


ストライプの下地を作ります

まずは、車体のストライプを完成させないといけません。
これは実車と同じなのですが
オーダーメイドミニカーの場合、デカールの貼り付けは下地が必要。
まず、ストライプの下地になる銀色のデカールを貼りつけます。

銀ストライプ貼り付け開始
何時も横から貼りはじめるのは、ボク的に作業しやすいからです(笑
そして側面が一番難しいです。
デカールのサイズ、軟化等様々な要因があるのですが
デカールのサイズが大きく、設計通りに貼れないと他の部位にも影響する、のです。

銀デカール、上部
ストライプの流れは上から見るとナナメになりますが、ちゃんと直線的になるように配置します。
設計段階でもその様にしてありますが、ボディは平面ではないので誤差が出ます。
その誤差を修正しながら貼ることになります。

クリアー塗装
デカールの段差の処理の為にも、ですが
更に貼り付けるデカールの面が綺麗になるように、やはりクリアー塗装と研ぎ。
貼ってはクリアー塗装、の繰り返しになります。


ストライプをカラー化

下地のデカールが完了したら、今後はカラー印刷されたデカール(透き通っています)を上から貼ります。
この時に、下地が白いのか、銀色なのかによってストライプのニュアンスが大きく異なってきます。

ストライプ貼り付け準備
下地のデカールは、設計されたストライプのデータから作成しているので、基本的にサイズは同じです。

カラーデカール貼り付け開始
また側面からですが、上からデカールを重ねて貼っています。

カラーデカール・後方
反対側もどんどん貼り付けていきます。
この段階で腫れるデカールは全部貼ります。

ストライプ完了
そしてまたクリアー塗装ですが、まだまだデカールを貼りますので研がないといけません。


更にデカールを重ねます

少量ですが、更に上からデカールを貼りつけます。

更に下地
カラー化するロゴもありますが、どれも下地が必要。
白いデカールと、銀色のデカールを貼りつけていきます。

薄いクリアー塗装
一度薄いクリアーを吹いて、更にデカールを貼りつけます。

デカール貼り付け完了
遂にデカール貼り付け完了ですが、ここからは薄いクリアー塗装の後、二度ほど厚いクリアー層を作ります。
1層ごとに研ぎます。
塗装しては乾燥、研ぎ となるので、他の作業をしながらになります。


ガラスとインタークーラー

外装のパーツを作らないといけないのですが
前後左右のガラスにロゴがありますので、同じく下地を作っていきます。
ただ、ガラスパーツは表面の劣化がありますので、少々研磨の必要があります。
研磨と洗浄後にデカールをはって、クリアー塗装をエアブラシで丹念に行います。

ガラスパーツデカール
勿論更にカラーのデカールを貼るのですが、その後もクリアーを吹き付けになります。

純正インタークーラー
こちらのインタークーラー、実は上が丸くヌケているのですが
これはミニカーのナンバープレートを差し込む仕組みのためのもの。
この凹みというのは、埋めてもインタークーラーのモールドは再生できないので
以前であればプラ板で作り直してモールドはスジボリという大変の工数を要するのですが・・・

3Dモデリング
現在では、サクサクと3Dプリンターで出力することができますから、
パソコンでインタークーラーをモデリングしちゃいます。
現物があるので、デジタルノギスで寸法を正確に測れますよね。

3D出力されたインタークーラー
モデリングしたインタークーラーを3Dプリンターで出力し、プラモデル同様に整形します。
整形したら、サフを吹いてシルバーに。
実は思いっきりプラモデルと変わらんです。
(因みにフルバケ等も3Dプリンターで出力しています)

マッチング
3Dプリンターの出力物ですので、物体が太ったり変形したりします。
かならず現物に合わせたりしてパーツの合いを見ます。
ピッタリでしょ?
小さい物体ほどピッタリしますし変形もないです。

クリアー塗装
インタークーラーのチェックが済んで、研ぎ出し後に最後のクリアー塗装です。
インタークーラーもクリアー塗装しますが、先にデカールの貼り付けが必要です。

ガラスパーツのクリアー後
ガラスパーツのクリアー塗装はちょっと難しい部類かもしれませんが
この様に綺麗にしあがります。
こちらも、またデカールを貼りつけてクリアー塗装になります。


ボディの仕上げ作業

ボディの仕上げに入ります。
ボディは、デカールを貼りつけ後のクリアー塗装でギラギラしていますが
ドアモール等のディティール再現はまだされていません。

インタークーラー接着
各所筆で細かい塗装を始めます。
インタークーラーの接着前に、背後の塗装もしておかないといけません。

天井
天井のモールを貼り付けます。
こちらは特定の部材で作業します。
マスキング塗装よりもエッジが効いていて作業も早く、仕上がりが良いです。

ドアモール
ドアモールも綺麗に作業していきます。
今回はカーボン調にしてあります。

ガラスパーツ接着
ガラスパーツを接着して、内側から固定します。
このまま接着できるまで乾燥機で熱しましょう。


最終組み立て作業

データ作成から紆余曲折ありましたが、いよいよ組立作業となります。

台座への組み付け
内装はかなりリューターで切削しないとフルバケにできない仕組みでしたが、フロアを作り直して対処しました。
元々のケースではなく、もっと余裕のある綺麗なケースに換装して、完成度を高めます。
ちょっと長めのケースを使うと、この手前の部位にマシン名等のシールを大きめに用意することができます。

台座シール貼り付け
台座のシールを作成して貼りつけ。
このシール作成時には、ミニカーのデカールを作るために使用したデータを上手く再利用したりしてます。

完成
遂に完成です。
車高も低めですし、ケースの余裕も見てかなりしゃっきりしたイメージになりましたね。
この完成写真から、一眼での撮影で色決めしてみます。


1/43 BSprsFTランサーCMSC 馬場和三郎 全日本ジムカーナ選手権 完成品アルバム

完成品

最後にミニカー本体を磨いて完成とします。


こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

1/43 BSprsFTランサーCMSC 馬場和三郎 全日本ジムカーナ選手権 完成品アルバム




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