1/30 高崎くす子アクア TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ C-1クラスチャンピオン クロエリ&梅本まどか

1/30 高崎くす子アクア TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ C-1クラスチャンピオン クロエリ&梅本まどか組

今回は、ある方のご依頼で、初めてのアクアのラリーカー作成です。
TOYOTAGAZOORacingラリーチャレンジでは、既に多くのアクアがラリーに投入されてきていますが、中々作る機会が無かったのです。
作成することになったのは、クロエリさんと梅本まどかさん組の、高崎くす子アクア。
このアクアは2年目のクロエリさん、かなり慣れて来たのか2018年は沢山クラス優勝を飾り、チャンピオンに輝いたのでした。
梅本まどかさんも初チャレンジながら絶妙なコンビで戦い抜け、初年度でチャンピオンになりました。
今年2019年は、お二人とも別々に全日本ラリーに参戦となりますが、がんばってくださいね。
さて、それではそのチャンピオンマシンをモデル化していきます。
1台だけ、ゼッケン172で作成しますが、他は177というオーダーですので、177×5台+172×1台の計6台作成します。


まずデカール作成

まず、豊田モリコロ時で取材いただいた写真から、デカールを作成します。
少々前からオファーは頂いていたので、ボディストライプだけは作ってあったのですが、最後に必要なロゴ等を調整します。

基本的に、一生懸命作れば写真から起こせるシンプルデザインではあるのですが、一部中々難しい部位がありました。
フロントバンパーストライプ
フロントバンパーのストライプが、中々むずかしく。
かなりエグレている部位に黒ストライプがあるので、いくつかの方向からの写真から起こしてみました。
ちょっとピンとくるトコもあったのですが、それがドンピシャでした。
どうやら、現地で貼ってみたらピッタリだった、との事(笑

デカール初稿完成

とりあえず、まぁ大丈夫であろう、と印字データを作ってみて、ミニカーにあわせてみるテストです。

テスト
キレイに合いました。
あとはミニカー本体の塗装と、デカールの印字です。


ボディ塗装

ボディの白塗装です。
まず表面をザラっとさせて、下地塗装を行いますが
下地塗装後にさらにスポンジペーパーで整えます。
その後、白塗装を開始します。
ボディ塗装
白塗装は、一度全台分行った後、翌日に白さの確認をしまして
さらに白塗装を行います。
ボディが大きいため、白さが足りない場合があるんです。
夜に塗装していると、色感覚がおかしくなることもあるので(笑

デカール貼り付け

白塗装が完了したら、デカールの貼り付け作業に移ります。
今回はボディが大きめですが、ソレにもかかわらずデカールも大きめ設計。
デカール貼り付け(1)
両サイドのデカールがカナリ大きく、フェンダーからテールランプまで1枚。
こうなると実は、ドアノブの処理が少々むずかしくなるのですが
デザインナイフによる適切なカットと、デカール軟化剤が物を言います。
デカール貼り付け(2)
片側に30分かかることもあり、今回は長丁場・・・しかし急ぎます。

デカール貼り付け(3)
初日は2台に貼り付けに留まりましたが、翌日の踏ん張りに期待が掛かります(笑

デカール貼り付け(4)
缶詰になって2日間貼り続けました。
ココまで来たら完成が速く・・・はないのです。


デカールケース選定

今回のアクアのミニカーは、ケースの類が一切存在しないため
独自に選定しなければなりません。
1/30スケールミニカーというのは数が無いのですが
ボクの手持ちでも、1/43スケールのケースに収まっていることが多いのです。
そこで、手持ちのテスト用ケースを用いて、仮組みしたアクサを入れてみます。
ケーステスト
大丈夫そうです。
結構キチキチですが(笑
ドアミラーの分もクリアランスありそうなので、今後このアクアのミニカーはこのケースを利用可能です。
台座のシールデザインをどうするか悩みどころ(^-^;;;;
数パターン考えたので、それもシュミレーションしてみます。


外装パーツの作成

ボディ本体のクリアー塗装をしているうちに、細かい外装部品をつくってしまいます。
なんだかんだ、6台分ですので結構なパーツ数です。

ガラスパーツ
リアウィンドウのネーム入れ。
12枚にデカールを貼り付けます。あ、勿論クリアー塗装仕上げ。

フロントグリル
フロントグリルには、ヨコハマのステッカーがありますので再現します。
白デカールー>カラーのデカール重ね、で再現されます。

ドアミラー
ドアミラーは、エアブラシできないので
ラッカー塗料筆塗りの後、乾燥したら一度ペーパーをかけて、最後に白アクリル塗装を筆塗りで行います。
ウィンカー部位もシルバーで筆塗り。
ムラなく塗ること(笑


一部パーツ組み込み

ガラスパーツ等が乾燥しないと組み立て出来ないのですが
ドアミラーの接着は瞬間接着剤なので、どちらにしろガラスパーツはまだ組み込めません。
組み込んでおけるところまで、この段階で組み込んでしまいましょう。
ヘッドライト等の組み込み
ヘッドライトとフロントグリルの組み込み。
裏から一生懸命接着する部位が多いです。
テールランプ組み込み
テールランプの接着は、差込み口と、裏のピン穴から行います。


ダイワプロテック ナノメタルコーティング

ミニカー作成状況はFacebookで毎日更新しているのですが
クロエリさんのコメントから始まった、ミニカーのコーティングのお話。
クロエリさんが今年(2019年)にサポートを受けている、ダイワプロテック様のナノメタルコーティングをミニカーに施してみよう、という事になりました。
担当の方が、ミニカー用に少々調合を変更してくださって、送ってくださいました。
ダイワプロテック ナノメタルコーティング
この小ビンに全てが詰っています。
早速ミニカーに塗りこんでみたいところですが、まだ組み立てに入っておらず、コーティング剤の性質も体験していないので
プラ板に試しに塗ってみることにしました。
コーティングテスト
コーティング剤でコートすることになるため、様々な塗料に対応しているか見てみないといけないのですが
私はラッカーとエナメルを使用するため、特にエナメルのテストが必要です。
艶消し黒のエナメル塗料の上から、コーティングしてみると
半ツヤのトップコートより、少々ツヤが出る感じにしあがりますから、
ツヤ消しで作成したのちにナノメタルコーティングすると、丁度良い半ツヤ仕上がりになるのではないかと。

勿論、お車やホイールのコーティングをすると、ソレはソレは驚くほどホコリも弾きますので、車のコーティングは興味が非常に高いですね。
↓是非ご覧頂きたいと思います。
ダイワプロテック


組み立て開始

いよいよ組み立てを開始するわけですが
ちょいと天井のモールを筆塗り塗装する必要性があります。
モール塗装
塗装する部位をマスキングしてしまうと、筆塗りでもキレイにムラなく塗装することが出来ます。
今回はエナメルのツヤ消し黒で塗装します。(コーティング後に半ツヤになります)

準備完了
全台塗装が完了しました。
いよいよ、ガラスパーツ組み込みの時が来ました。

ガラスパーツ接着
ガラスパーツを一台一台、接着していきます。
分解工程の関係上、組み込みがパチンと行かない部位もありますから、マスキングテープで固定したりして乾燥待ちになります。

仮組み
乾燥したら、いよいよシャシとのネジ留めになります。
やっと形になりましたね。
これからまだまだ作業が続きます(笑


ナノメタルコーティングを施工する

組み立てが進み、いよいよナノメタルコーティングできる状態になりました。
まずは、自分の手持ちモデルを使って練習します。
ミニカーにナノメタルコーティング(初)
光るまで磨き続け・・・そして他の部位も異な軸磨き・・・
終わったら、24時間乾燥させなければなりません。
水分も厳禁。
よって、乾燥ブースで乾いて頂きました。
ケースのテスト
次に、ケースへの組み付けもしなきゃいけませんから、テスト用台座の穴あけ加工をします。
この加工を経て台座にミニカーを組み付けたら、残りの納品ミニカーもコーティングできますよ!
全台コーティング
遂にコーティングまで完了。
残す作業は・・・・


マッドフラップの接着、完成

残す作業は、マッドフラップの接着作業です。
ボクの手元に残すモデルは、マッドフラップ無しのモデルになるので、5台分20枚切り出して、曲げ加工を行います。
マッドフラップ接着
あとは只管接着ですが、高さをあわせるためにコインを貼ります。
1時間も乾燥させたら食いつきますので、先に接着したミニカー台からコインをドンドン持ってきます。

完成
ナンバープレートを貼り付けて、いよいよ完成となります。
ちょっと大きいミニカーになるので、ナンバープレートも大きくて、作っていてちょっと違和感(笑


1/30 高崎くす子アクア TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ C-1クラスチャンピオン クロエリ&梅本まどか 完成品アルバム

完成品

こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

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