1/24 エナペ LB K-1 YSSレビン 全日本ジムカーナ選手権 箱Dクラス 山梨俊二

1/24 エナペ LB K-1 YSSレビン 全日本ジムカーナ選手権 箱Dクラス 山梨俊二

1/43サイズのミニカーに引き続き、1/24スケールのご依頼です。
実は、1/24スケールには元キットは有りますが・・・・・
なぜかエアロが全然違うんです(^-^;
理由は解りませんが、とにかく全然違うので徹底的に改造しないとなりません。
箱絵は正しいのに・・・って実車を撮影したものだから当然ですが(笑
1/43を先行で作成させていただいたのは、そういったところも有りまして。
1/43の元ミニカーモデル開発においても、一応1/24キットを参考の為に取り寄せたそうなのですが
全然参考にならん!とのことで、その参考キットを譲っていただきました。
ボディのエアロのほうが、室内を精密に作るより苦手なのですが・・・(笑
ではキットからの変貌をお楽しみくださいませ(^-^)v


最大の違いである、オーバーフェンダーを大改造する

ガンプラでは良くありますが、借り組みをして改修部分を見出すという・・
カーモデルでも実はそういった技法はありまして、徹底改修したラリーカー等はすさまじい出来です。
メガウェブに今も展示してあるのかな??
さて、まずはマスキングテープでエアロをペタペタと。
いわゆる、仮組み
まずは、そもそもフェンダーアーチが違います。
フェンダーアーチ後方は、比較的直線的に内側に巻いているんですが・・・
ドアモール等は一切付いてないんですが、キットは他の86の使いまわしなのでドアモールが付いたまま。全部削り落とし作業が必要です。
一番の違いは、フロントフェンダーの高さです。物凄く高い(笑
フェンダーカット位置選定
まずはこのオーバーフェンダーを何とかしないと・・・どれだけ高さが違うのか取材データを比較して、落とす高さを決定。
その後、オーバーフェンダーのカット位置を決めます。
オーバーフェンダーの車体への密着と、カットしても指しつかえない部位と角度で決めます。
切り詰め後
切り詰めて接着の後、エポキシパテを裏から充填。フェンダーアーチも削って作り直しです。
切り詰めて落とす、という工法上、当然上下の高さも変わってきますので、実際はフェンダー前部はパテ埋めと再整形。
右側も
両側同じ処理にします。
このフェンダーの高さを訂正して、まずは全体フォルムの違和感はなくなります。
全体図
勿論リアフェンダーも改造しないといけません。
前途した、フェンダーアーチ後方の、巻き込み形状が再現されていません。
ちょっと目がつらくなってきて、捨てサフです。
サフェーサー
リアのオーバーフェンダーも、加工終了。
尚、フェンダー内部も結構削りました(^-^;
シャシ
シャシですが・・・カーモデルアリアリなのですが、マフラーが同一整形。
しかも、触媒後ろから別マフラーをくっつける仕組みで、左にも後ろにもマフラーが・・・
触媒以降は全てカット。フロアをパテ加工しなおすことにします。


室内の改造検証

ボディの白塗装と、フロアの白塗装を一緒に作業しちゃいたいので、室内もある程度改造ポイントを決めます。
ロールケージ
まず、ロールケージですが、山梨さんの車両ではバーがキットより少ないので、余分なバーをカット。
ロールケージはもうこの時点で接着しておきます(フロアには接着しません)
燃タン
ハッチ部分に設置の燃タンを再現しないといけません。
まぁ、単純なプラ板ハコ組で作成可能です。
ダッシュボード
室内では最も難しそうなダッシュボードです。
一つ一つの部品を作っては貼り付け・・・を繰り返せばやがて形になります。
少々部品探しに難義しましたが、今後のことも考えて色々買い込みました。
メーターパネル
ちゃんとメーターパネルと別体です。
トグルスイッチやインジケーターは真鍮線。他はプラパイプやプラ板削りだし。


色々な作業の下地が出来ました

ココまでの作業で、これからの細かい作業の土台が出来ました。
ボディ白塗装
ボディの塗装が完了。結構厚塗りしました。
デカール作成のために、まずは基本となるボディが無いと何も出来ません。
ベースフロア
室内の作業のベースは、燃タンを乗せて完了。
ホーシング作業が待っています。
ロールケージ
ロールケージについては、これもちょっと細工が必要です。
組み付け後に見えるか解りませんが(笑
シャシも白に
シャシも白塗装完了しました。
後でミッション等は筆塗りしますが、筆塗りにもマスキングが必要です。ますはそのアタリの下準備もします。
ドアミラー
ここも全く違う部位だったのですが・・・ドアミラーがなぜか86純正なんです。
エアロミラーを手持ちパーツから探し出して・・・こちらのランナーのルーフベンチレーターは来月使用します(笑


ボディストライプ

なにはともあれ、正確にボディストライプを再現しないと・・・
1/43では全てデカールでしたが、今回は塗装とデカールを併用します。
仮組み
ちょっと正確な寸を出すために仮組みです。マスキングテープで保持、と。
フロントグリル
実はフロントグリルから正確な寸を出していた僕です。
よって、仮で必ず付いていないと困る部分ですwww
仮ストライプ
写真とモデルから、ストライプの寸を出したら、まずストライプを貼るんです。正確に塗り分けするために必要です。
反対だろうって?
そう、反対です。このストライプのマスキングの左右から、更にマスキングしてセンターは剥がします。
レイヤの反転です。
中央のストライプ
そしてマスキングからのエアブラシで、こうなります。
オレンジはデカール
オレンジラインはデカール。
オレンジ色のリボンがあってこその作業です。
さらにマスキングして・・・となると、工数がグンと上がります(^-^;


ダッシュボード

ダッシュボード(未塗装)作成後に、デカール用紙は完成を見ましたが、ダッシュボードに貼り付けるデカールが必要だったため。
下地
ステッカーのデカール、キルスイッチデカールの下地を貼ります。
カラー
カラーのデカールを貼り、乾燥後に一度光沢クリアー。
その後に艶消しトップコートで仕上げます。


ボディのデカール施工作業

いよいよ、ボディー本体へのデカール貼り付け作業です。
ストライプまでは完了させてありますので、側面からジワジワと行きます。
運転席側
実は山梨さんのマシンにデカールを貼り付ける順序が決まっていまして
理由は、他のデカールの位置決めになるからなんです。
ドア下部のKYOEI SCIENCE~ からスタート。
前方から
元々1/24スケールをターゲットにして作成したデカールでしたので、フェンダーのキルスイッチマークもしっくり。
段差でグラデーションが入ります。
背面
前後共に、牽引フック位置を示す矢印まで貼り付け。
部品は後ほどこしらえます。

なお、ボディはこれから、クリアー塗装と表面研ぎを繰り返す長い工程に入りますが、作成記では写真が全く代わり映えしないので(爆)、割愛します。


室内作成開始

ボディのクリアー、研ぎ、クリアー、研ぎ・・・・は待ち時間も長いので(笑)、その間にサクサク部品を作って室内に組み込んで行きます。
ペダル仮止め
ちょっとペダルをまスイングテープで止めます。
足元の工作のためです。
汚しも。
足元にアルミテープでプレート感を。
助手席はさっくり汚しておいて、シート取り付け前のスミ入れ前作業しときます。
燃料ホース
燃タンのホースがダッシュ裏まで張り巡らされているので、再現しないと。
スプリングパイプに真鍮線を入れて、形状を固定しつつ・・・
燃料ホース接着
密着部分の裏にクリアーボンドを塗布して、マスキングテープで固定。
あとからサイドブレーキのワイヤー張りもあるので、先に接着しておきます。
ごわごわして作業が捗らなくなっちゃいます(笑
フルバケ
フルバケは、キットの部品を使用しますが
背面はカーボンケブラーシートを貼り付けて、一度丸ごとクリアー塗装します。
カーボンケブラー部位をマスキングして、シート地部位は艶消しトップコートです。
テスト
ホースの接着が完了したので、ダッシュボードを入れて、シートを載せるテスト。
ここから、更に細かい作業に移行しますよ(^-^;
サテンリボン
最も細かいのが、シートベルト。
私はサテンリボンを用います。
今回はTAKATAですので緑をチョイスします。


ガラス作成

ガラスパーツへのデカール貼り付けです。
ガラスに限らず、ボディもですが、部品は塗装や下地の処理をする前に洗浄します。
ガラスパーツは特に、直接デカール貼り付けすることが多いため入念に洗っておきます。
ガラス下地
ガラスパーツのデカールは、白い下地が必要になりますので、まずはこのように真っ白デカールの状態になります。
カラーのデカール
更に上からカラーのデカールを貼る、というのは様々なモデルのボディと基本的に変わりありません。
ただ、今回はガラス面のクリアー塗装を行います。これはかなり慎重に行います。


サイドブレーキ作成

サイドブレーキの作成はちょっと細かく小さいので、集中力がある日に作ろうと思いつつ時間がたってしまいました(笑
ベース
まずはプラ棒にピンバイスで穴を空け、真鍮線を通して接着固定。
その上からスプリングパイプを被せておきます。
(勿論根元は接着)
サイドブレーキパーツ接着
次に、キット付属のサイドブレーキレバーをカットして、実車にあわせます。
サイドブレーキの一体物がコレで大まかには出来ます。
サイドブレーキパーツ下にはプラ板を追加して補強しておきますが、その補強板を更に削って薄くしていきます。
車体あわせ
一度室内に仮設置して、ホースの曲がりをキメます。
タチアップして実物感を出します。
車体に接着
出来上がったら、室内の所定の場所に接着して、ホースをダッシュ下で束ねます。
束ねている部品は自作の固定具。
シッカリ接着します。


シャーシ塗装

シャーシ裏側の筆塗りです。勿論本体はエアブラシ塗装です(笑
筆塗りですが、塗料が付いちゃったりすると萎えますから(笑)、マスキング作業はしておきます。
(おおまかです)
シルバー塗装
ミッションとエキパイをシルバー塗装したり・・・
シャフト
黒塗装してからまたシルバー塗装したり、巧くやりくりして足回り組み込み準備完了、と(^-^


シートベルトを編む

これまた器用な作業ですが、フルバケへのシートベルト編みこみです。
エッチングを編むところと、接着するところを切り分けると、案外巧くいきます。
エッチングによってはハーネスとして使うサテンリボンが通りませんので。
フルバケにシートベルトを通す
エッチングの穴が狭いのは厳しいですが、フルバケ側の穴は少々狭くすると、ベルトのたわみに実物感がでますので、ちょっと狭めに作っています。
車体側のアンカー位置
車体側のアンカー位置をキメて、ピンバイスで穴を開けます。
金具にリード線を通して穴を通すと、固定されます。
テスト
ちょっとボディをかぶせてみるテスト(笑


足回りの作成

今回のキットは、ショックとスプリングが別々でとっても作りやすいです。
ショックはシルバー塗装ですが、スプリングは青。
スプリングパーツが細いので、濃い青にしてしまうと途端に寂しくなりますので、明るい青(要は水色)で塗装して、視覚的な中間を狙います・・・が、まぁ展示したら見えないです(笑
スプリング
5本付いてきたので、まぁ5本とも塗装しておきます。バネなので飛んでいきそうですし・・・w
接着しましたが・・・・
足回りを組んで接着しましたが、乾燥するまで待ちです(^-^;
バラバラになったら泣きます(笑


モール処理~シャーシと合体

いよいよ完成に向けて大詰め作業になってきました。
まずボディ側ですが、窓枠のモールを作ります。
ハセガワのフィニッシュシートで作成していくと、あわせ部分がリアルになります。
窓枠完成
今までボンネット部分にあたる部位のプラパーツをつけたままでしたが、作業中の強度を保つためです。
きりとって、ボンネット貫通状態に。
恐らくエンジン再現タイプのキットが存在するんだと思います(調べていませんが)
シャーシと合体
シャーシと合体します。
実はボディの改造の関係上、このボンネットなしの状態でなければ合体が厳しいです。
ボディ前後の固定ツメに入らないんですよ(^-^;;;;
フロントグリル
フロントグリルとヘッドライト部パーツの接着作業。
いよいよ、らしくなってきましたね♪
ラジエーター
ラジエーターも、正直見えなくなるのですが・・・・
部品として存在していますし、塗装して接着。
ペンライトで照らしながらフロントバンパーを覗くと、ちょっと見えるかも。


ホイール&タイヤの接着

ホイールとタイヤの接着作業です。
形状が合わないホイールを使用しますので、左右稼動等はできなくなります。
リアも、細いタイヤであれば数mmストロークしそうですが・・・
4輪アライメントみたい・・・でもないw
いびつに見えますが、ホイールに接着剤を塗布して車体に差し込んだところです。
あらぬ方向にホイールが向かないように、当て木等で固定します。
これは流石に一晩待ちます(^-^;
接着完了
当て木を外したところ。しゃっきりとしましたね♪
さて、ラストスパートです!


ベルト式牽引フック~ワイパー

細かい部品なのですが、ベルト式牽引フックを作成します。
ベルト用パーツを織り込んで作るだけですので、難易度が高いわけではないです。
牽引フックのほうが辛いです(笑
リア
実ははじめからベルト式牽引フックは取り付ける予定で、ちゃんと前後の↓デカールも貼り付けてあったんですよ(笑
フロント
前後で↓が違ったんですよ~(笑
フロントワイパー
ボンネット接着前に、このワイパーを接着しておかないといけません。
ちゃんと純正ワイパーで再現可能です。


ボンピン作成

もう一つ、どうしてもつけておきたい部品があります。
ボンピン!(笑
フォーカスWRCから流用
タミヤのフォーカスWRCからの流用です。
ラリーカー等競技車両作成の為に、部品取りで購入しておいたキットに入っていました。
ちっちゃいですが・・・(笑
接着位置
細いマスキングテープで、接着位置を割り出します。
ボンネット接着
遂にボディにボンネットが載りました。
みまごうなく、エナペ LB K-1 YSSレビンですね♪


キルスイッチ~完成

しかし、本当の最後は自作パーツです(^-^;
キルスイッチ
左フェンダー上のキルスイッチは作りましょう。
ボンピンまで作ってこれがないと・・・・
しかし小さい(爆
勿論ボクは老眼ですwwww
完成・前から
いよいよキルスイッチを接着して完成です!
中々の大作になりました。
完成・後ろから
タイヤの位置は結構難しかったです(^-^;
このホイール、妙に柔らかく・・・部品が薄いんでしょうね。
センターのシャフト部分が折れないように地味に削り込みました。

では、後は完成写真アスバムでお楽しみくださいね(^-^


エナペ LB K-1 YSSレビン 全日本ジムカーナ選手権 箱Dクラス 山梨俊二 完成品アルバム

完成品

ミニカー本体を磨きこんで、いよいよ完成とします。


こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

Google+ エナペ LB K-1 YSSレビン 全日本ジムカーナ選手権 箱Dクラス 山梨俊二 完成品アルバム




イマジンズでは、WRC等ラリーカーのミニカーも販売中

ImaginS(イマジンズ)では、ラリーカーのミニカー販売も行っています。
主にご紹介しているのはミニカーですが・・・色んなワードで様々なホビーが買えたりします(笑
勿論F1ミニカーも、1/24プラモデルやガンプラ等もOK!

検索機能は↓をクリック!
提携サイト「カーパーツだ!」から購入できます

また、ImaginSサイト各ページでは、1/43のラリーカー販売情報をご紹介しています。

イマジンズのリンク