1/43 BSエボitzz NTL 86 ユウ選手 JGC PN3 2017-2018連覇記念モデル

1/43 BSエボitzz NTL 86 ユウ選手 2017-2018連覇記念モデル

今回のミニカーは、2018年 全日本ジムカーナ選手権のPN3クラスで、2年連続シリーズチャンピオンに輝いたユウ選手の
「BSエボitzz NTL86」です。
2連覇モデルとして作成しまして、イベント名は明記していませんが
チャンピオンを決めた菅生ラウンドの「ゼッケン43」で作成させて頂きました。
今回のミニカーのデカール作成は大変困難で、ゴトウさんの御助力なくしては完成は危ぶまれたと思います。
やはり全日本ジムカーナ選手権のミニカー取材は、ゴトウさんが最強です。
今回も本当にありがとうございました。

86の後期型の作成は今回が初めてですが、最後の最後まで悩むところもあり、次回作からデカールで再現して作業性を高めて見ます。


サイドステップの作成

まずはボディの分解作業から。
さて、分解後に早速始めなければならない作業もあります。
分解完了
フロント部位のデザインが変わりましたので、大きな違いがあります。
特に違うのは、フロントバンパーのクリアーパーツ(ウィンカー?)が廃止されたこと。
そこはデカールで表現するしかありません。

形状のケガキ
後期型には、TRDエアロがついたミニカーはまだ存在していませんので、自分で作らなければなりません。
まず、ボディ本体からケガキで起こします。

プラ板貼り付け(1)
ケガキから起こした薄いプラ板を貼り付けていきます。
このサイドステップの作成処理は、1台だけ行います。
残りの2台については、このボディからエアロパーツを「複製」してしまいます。

プラ板貼り付け(2)
どんどんプラ板を貼り付けていきます。
しかし、一度に整形しきれないので、2回に分けて作成します。

今回は、土台になる部位のみ、ですね(笑


デカールも作成開始

今回のデカールは、まれにみる難しいものでしたが、あらかじめ取材を頂いたデータを元にひたすら補正とアレンジで作りこみます。

写真補正
なにかというと、実際の写真と、用意した網掛けデータ(緑色)とすり合わせ作業をしています。
写真のノビ等を、ベースになる網目に合わせることによって正しい形状に導きます。
車に貼られたストライプ等は、基本的に平面になることはありませんので、実は撮影した写真を正しく変形させるところから始まります。

ストライプ1つ完成
網掛けデータを基準にすることによって、このようにストライプデータを作り上げることができます。

ドアストライプの一部
エアロパーツを作りこんでいる部位以外は、時間をみて作成を進めていきます。
サイドステップは形状が決まらないと、デカール貼り付けたときの「ノビ」を想定しきれないのです。


エアロ整形に戻る

パテ等が乾いたところで、また整形作業に戻ります。
今回はこの繰り返しになります。
サイドステップ整形
サイドステップは、2段になるのでこの土台整形をしっかり終わらせないといけないのです。
流れるニュアンスはプラ板が目印になりますので、ちゃんと左右同形状となります。

リップスポイラー
リップスポイラーについては、一部整形、一部デカール表現、となります。
リップスポイラーの実際の寸法や、バンパーへのかぶさり部位の厚み等色々ありまして、かなり悩まされました。
結局、リップスポイラー等フロントバンパー関係は、全台数に個別に施工することにしました。
複製は難しく。


サイドステップにかかわるデカールを仕上げてしまう

サイドステップ部位の整形で、グレーを吹き付けての乾燥待ちで
サイドステップデカール完成
サイドステップに大きくかぶるデカールデータの、下のノビをキメちゃいます。
その他のデカール
ボンネットや天井等のデータも、作成しています。
時間のやりくりの中に詰め込んで作成していきます。
バラバラに無計画に作成すると、作成期間が伸びる一方になってしまいます。


サイドステップを複製する(1)

さて、いよいよサイドステップの仕上げと複製です。

土台
土台部分がこのように形が整いました。
この上から、さらにプラ板を接着する作業になります。

2段目
接着する2段目のエアロについては、同じ形状のプラ板を2枚用意して左右に貼り付けます。

ペーパーしたら、いよいよ複製・・・・

おゆまる複製
今回は、おゆまると、ポリパテを使った複製になります。
まずはおゆまるで型を作ります。
熱いお湯につけて、柔らかくなったら複製したい部位にギューーーっと押しつけ
冷えるのを待ちます。
この型を2セット作ります。
同時に2台に複製するため。


サイドステップを複製する(2)

サイドステップの複製時に、ドアに余計なポリパテが付着しないようにマスキングします。
マスキング
マスキングをはがすと余計なポリパテがついても大丈夫でしょう。

複製
いよいよ、型の裏側にポリパテを塗りこんで、ボディに密着させます。
乾燥したら、エアロパーツが出来上がっている、という訳です。

型をはがす
型を外すときは、少しお湯につけるといいです。
中に出来上がったパーツを割っちゃったりしないで、綺麗に方だけが柔らかくなって外せます。
さ、マスキングを剥がしましょう。

マスキングをはがして完了
ペーパーをかけて、整形が完了しました。
これで作業が進みだすと思います。

デカールテスト
念のため、この段階でケガキをとって、デカールの設計に無理が無いかチェックします。
やはり凸凹が多い分、ノビが足りませんでしたね・・・(苦笑
修正。


GTウィングの作成

今回初めて作成するのですが、アヒル首もGTウィングです。

GTウィング本体
今回もウィング本体はプラ板の合わせ接着からの削りだしです。

ウィング本体は形状は見出せたのですが
さて、ブラケットをどうしましょうかね(^-^;
まだ取り付けは先なので、しばらく考えて見ます。
先の作業を進めておきましょう。


デカール印字テスト

デカールデータを仕上げるために、印字してテストしなければなりません。

実際に印刷してテストします
印字した紙をカットして、ミニカー本体に押し付けます。
大きすぎる部位等の調整をおこないます。
随時、PC上で修正して行きます。
なお、今回のようなデカールの場合は、色々と調整があります。
ボンネットからフェンダーに流れるストライプ等、ちょっとトメが難しいのです。

デカール完成
紆余曲折があり、いよいよデカールデータが完成。
印字できるようにしちゃいます。
貼り付けるときの作業性も考えて、やはり一部は白デカールに頼っちゃいます。
すなわちデカール貼りは2周行います。


本体塗装

今回、ユウ号の塗装は2段階に分かれます。
実はリアバンパー周りは白パールなのです。
リアのフェンダーからバンパーにかけての部位はデカールで再現しましたが、バンパーに丸ごとデカールを貼ることもできないので
おのずと塗装になります。

白塗装
まず白塗装。
今回、白塗装は2回に分けで作業しました。
どうも白身が良く見えなくて、2回に分けて塗装することによって誤差を無くしました。

パール塗装
続けて、翌日にリアバンパーにパール塗装を。
リアフェンダー方向は、グラデーションばりに塗装しておきます。
デカールとの境目がなくなります。


デカール貼り付け開始

いよいよデカール貼り付け施工開始です!
今回はボンネットから貼り付けます。
いつも両サイドから貼り付けていくのですが
今回は平面なのにボンネットが心配です(笑
ボンネット施工
かなり切り詰めた作りになっていまして
フェンダーへの回り込み、ボンネット先端の位置がうまく合っているようで
大変ほっとしました。
先に3台処理
と、ボンネットばかり3台とも先に作業しちゃいます。
トランクも貼り付けちゃいます。
この辺りは作業時間の組み合わせの関係上です(笑
天井
では、天井のデカールの貼り付けも。
実は天井も結構データ補正した部位もあるのですが、大変よくできました。
ヨコの貼り付け
なんだかんだ、一番貼り付けが難しいヨコの部分を攻めます。
サイドステップ部分の軟化作業を繰り返して貼って行くのですが、ここがかなり時間を取られる部分で・・・
この場所に、あとからロゴを追加しますが、やはり分割にしてよかったと思いました(^-^;

運転席側
運転席側も、同じように。
凸凹部分にデカールを貼る場合は、焦らずじっくりがポイント。

チアバンパー
リアも結構手厳しいです(笑
この部分は、逆にミニカーが大きい方が難しいのは明白。
今回は1/43スケールゆえに助けられたところもあります。

一度だけクリアー塗装
一度だけクリアーを吹き付けます。
その後、更にデカールを追加します。


デカール貼り付け その2

一度クリアー塗装したところで、タッチアップ作業を行います。
タッチアップ
タッチアップ作業を終えないと、追加のデカールが貼れない部位もありまして(^-^;

デカールで再現してもよかったか・・・ちょっと後悔

サイドステップ
サイドステップに、白文字デカールを追加します。
これは流石に後貼りにしないと位置合わせができませんでした(^-^;;;

リアまわり
リアバンパー等にもデカールを追加。
これはもう仕上げのクリアーをかける段階になりました。
ここまでが長かったですな(^-^;


小作業あれこれ

ミニカーボディのクリアー塗装をしながら・・・・

ホイール探し
使用するホイールを選別します。
このケースだけではないんですが、ターマックホイール等は結構豊富。
グラベルホイール&タイヤは殆どありません・・・・

ラリーのランプポッドはカナリ持っています。
1/1スケールなら、かなりの財産なんだけど(笑

ガラスデカール
リアガラスのデカール貼り付け。
これはサクサク作業ですね。
マスキングしたらクリアー。

乾燥中
ホイールもサフしまして
久々にミニカー関係で乾燥ブースがいっぱいいっぱいです。
この乾燥ブース、増やそうと思ったんですが
この横に展示ブースを置いてしまって
乾燥能力アップはしませんでした(笑


GTウィング準備

先にウィング部位のみ用意してあったGTウィングですが
お風呂で閃いた方法で行きます。

作成部品を用意
まず、アヒルアームを沢山用意しまして、
位置をぴったり合わせる部品を用意。

マスキングテープで固定
アームもまっすぐ付くように、このような状態で乾燥させます。
両面テープとマスキングテープで固定しています。

これで、ぶら下げなGTウィングを表現できますね。
なお、友人に聞いてみると、SuperGTではこのアヒルタイプは使われ始めてるそうですが、1G掛かったりするのでSuperGTでは強度どうなんだろ?
っていうお話になりました。
ジムカーナでは大丈夫なのですが。


組み立て開始

かなり部品がそろいましたね。
写真忘れてましたが、ちゃんとドアミラーも作っています(^-^;

組立前スミ入れ
まず、ガラスはめ込み部分にスミ入れします。
筆でチマチマ塗りますが、案外時間が掛かります。
塗り終わったらすぐ乾燥ブース。乾いた順に組み立てていくのです。

窓ガラスの組み付け
窓ガラスを接着していきます。
ガラスは組み付け前に磨きます。

ホイール組立
ホイールもブロンズ塗装してありますが
よく見ると種類が違う3種類を使用します。
全く同じ形状のターマックホイールが揃わず(^-^;

ホイール接着
タイヤを組み付けたホイールを、車体に接着セットして固定台の上で乾燥させます。

ドアミラー接着、乾燥
ドアミラーも接着して、乾燥ブースに。

GTウィング等も黒塗装していまして、いよいよ組み付け待ち、といった感じで。

次作業でいよいよ完成します!


GTウィング固定

仕上げの作業と言いますか、だるまに目を入れるような・・・(笑
最後の作業です。
センターだし
まず、マスキングテープを使ってセンター位置をメモります。
その位置から、GTウィングを取り付けるブラケットを接着しちゃいます。
その後、このブラケットは筆塗り塗装しちゃいます。
あとは、このブラケット内にGTウィングを接着します。
GTウィング接着
いよいよ完成体に。
乾燥を待って仕上げ作業に入ります。
ナンバープレートも接着しなきゃ。


BSエボitzz NTL 86 ユウ選手 2017-2018連覇記念モデル 完成品アルバム

完成品

台座に仕様プレートを貼り付けて、少々磨きます。


こちらから、完成品のアルバムを見ることが出来ます。

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